「10年後には無くなっている職業50選」
「消える職業ランキング発表」
「20年内に半分の職業が無くなる」
というショッキングなニュース。
真剣に考える人もいれば、そんな訳あるかい!と聞き流す人もいると思います。
あくまでも予想なのですが、実際に無くなりつつある職業があるのも事実です。

・自分の仕事は大丈夫か?
・無くなったらどうすれば…
・転職を考えた方がいい?
今回はこのような不安を解消する為に「これからの職業」について調べました。
「自分の仕事は大丈夫」と思っている方にも考えるきっかけになれば思います。
とは言ってみたものの、これから先になにが起こるかは誰にも分かりません。
「これからの職業はこうなる!」と断言が出来ないのが現状です。

じゃあこの記事を読んでも時間の無駄じゃない?
お待ち下さい!
大丈夫です。
代わりに、
『どんな職業でも「おもしろい」という力があれば勝ち残っていける』という案を提案させて頂きます!
「おもしろい」=最強の武器
です。
かなりフワッとしていますね?
それを今からお話していきます。
今ある職業が消え始めている話
「職業が無くなる」という話は、2013年にオックスフォード大学が発表した論文「雇用の未来」が発端となっているようです。
しかし、発表から10年以上経っていますが、消えるとされていた職業はまだ残っています。

やった!予想が外れた!
自分の仕事も大丈夫だ!
と思っている人は要注意です。
あくまでも、「消える確率が高い」という指標なので、「ゼロになる」ということを言っている訳ではありません。
レジの無人化、掃除のロボット化、自動運転の実用実験、ドローン配達実験など。
身近なところでも人を必要としない効率化が進んでおり、ゼロに近付いて行っている仕事はあります。
職業とAI、IoT、シンギュラリティの関係

仕事が無くなる理由として、「AI」「IoT」「シンギュラリティ」というワードが良く使われています。
簡単に調べてみると…
人工知能(Artificial Intelligence)の訳語。略して「AI」。
人間の知能を人工的にコンピュータで再現したもの。
学習しながら推論や判断が出来るシステム。
→画像認識、音声認識、自然言語処理、予測などの技術に応用。
読み方は「アイオーティ―」。Internet of Things(モノのインターネット)の略語。
モノがインターネット経由で通信すること。
モノとモノをインターネットでつなぐこと。
→映像、音楽、文字情報などをインターネットを介していろんなモノに送る。
シンギュラリティとは、人工知能(AI)が人間の能力を超える時点。
そういう概念。
日本語では「技術的特異点」と訳され、2045年頃に到来予定。

ガイネン!?
これ以上は専門用語だらけで頭がおかしくなりそうなのでストップ!
簡単に言うと、
AIは、「人間より高速かつ正確に答えを導き出すことが出来る」→超天才
IoTは、「なんでも(離れた場所でも)自由自在に操れる」→魔法使い
シンギュラリティは、「人間の力を超える存在の誕生」→なんか怖い。ターミネーターの世界。
という解釈で一旦飲み込みましょう!
今から消えていく職業と未来で生き残る職業
いろんな考え方があって研究者によって意見も分かれるようなのですが、共通項的に言われていることを簡単にまとめると下のようになります。
消える職業 | 残る職業 |
単純作業、繰り返し業務 | 人との直接的なコミュニケーションが 求められるもの |
過去のデータに基づく判断が 求められるもの | 知的生産性の高いもの |
専門性の低いもの(代行、仲介) | 専門性の高いスペシャリスト |
あくまでも予想です。
近い将来に新しく創出される職業
「消える、消える」ばかり言われると将来が心配になりますよね?
でもご安心ください。
技術の発達に伴って新たに生まれる職業もあります。
人工知能(AI)の導入による職業の変化 (出典:総務省)
この図から分かる通り、機械化の可能性が高い職業が減っていきます。
代わりに、
・AIを導入・普及させるために必要な仕事
・AIを活用した新しい仕事
が増えると言われています。

当然ですが、AI自身は営業などが出来ません。
AIとAIを必要としている領域や顧客を繋ぐ仕事は「人」のものです。
つまり、既存の仕事とAIを組み合わせればその分の職業が生まれるとも言えます。
今では想像出来ない職業が5年後には当たり前になっているかもしれません。
本題:「おもしろい」は最強の武器
ここからが本題です。
「残る仕事」を具体的な職業で挙げると下記になります。
学校・教育カウンセラー、アロマセラピスト、経営コンサルタントなどディレクター、デザイナー、カメラマン、舞台演出家、医者、助産師、美容家、アナウンサー、料理研究家など
職種がバラバラですが、共通で言えるのは、
「人との関わりが深く、人の為に考えて、自分のアイデアや能力を提供している」
ということではないでしょうか?
- こうすれば相手は楽しんでくれる
- この方がみんな幸せになる
- 早く病気を治してあげよう
など、常に相手のことを考えているはずです。
こういった職業に必ず必要なのが「コミュニケーション能力」であり、コミュニケーションに必要な力が「おもしろい」です。

(余談ですが)私はフリーの構成作家をしています。
ネタ作りや企画書などに「おもしろい」をどうやって足していけばいいのかと日々考えています。
おもしろくないと判断されるとお金が貰えない厳しい世界です。
フリーランスに興味がある方は下記の記事も読んでみて下さい。
「おもしろい」が仕事で発揮する強さ
例えば、「学校の先生」で考えてみます。
生徒達から1番に求めれれるのは「勉強を教える力」です。
それに「おもしろい」が加われば、「授業が楽しい」「分かりやすくて覚えやすい」と人気の先生になれます。
「医者」の場合は「病気を治す技術」を持っていればいいのですが、
「おもしろい」を加えて「患者さんをリラックスさせてあげる」「周りのスタッフを笑顔にする」ことができる方が人気者になるはずです。
「人気」ということは「需要がある」ということです。
「需要がある」ということは「仕事を奪われる確率は少ない」。
もちろん、自分の職業に必要なスキルを身につけるのが第一優先!
その次に「おもしろい」を意識することが出来れば周りより強くなれます。

上司でも部下でも取引き先の人でも、どうせならおもしろい人と一緒に働きたいですよね。
「おもしろい」は多くの人の心を動かすツール

「おもしろい」ってなに?
そう思う人もいると思います。

この画像を見て、「かわいい」と思う人もいれば、「かっこいい」と思う人もいます。
「おもしろい」と思う人もいれば、「美味しそう」と思う人もいるかもしれません。
つまり、「おもしろい」は人それぞれです。
人それぞれだからこそ、「おもしろい」が人に受け入れられる可能性は大きいと言えます。
例えば、
「かわいい」し「おもしろい」
「腹が立つ」けど「おもしろい」
「悲しい」のに「おもしろい」
その他の感情と「おもしろい」は相性が良いです!
しかし、
「かわいい」し「悲しい」
「腹が立つ」けど「かっこいい」
「悲しい」のに「かっこいい」
その他の感情同士の組み合わせはしっくり来ないですよね?
「おもしろい」はいろんな感情のすぐそばにいても違和感がありません。
つまり、
「おもしろい」は高い確率で人の心を動かすことができる。
と言えます。

自分が「おもしろい」と思って言ったことが、相手は「かわいい」と受け取るかもしれませんが、それで良いんです。
「仕事」×「おもしろい」=求められる人になる!

需要があって求められる人になりたいけど、おもしろい人になるのは難しいよ…
と不安になるかもしれませんが、大丈夫です!
なぜなら「おもしろい」は人それぞれだからです!
YouTuberやインスタグラマーなど、最初は「おもしろい」「楽しい」だけで遊びとして始めたはずです。
それが周りから注目され、企業から注目され、広告費で稼げるようになって職業になっていきました。
つまり、自分が「おもしろい」と思うことを発信していれば周りが見つけてくれるんですね。
AIによって仕事が奪われていくような環境になっても、「おもしろい」で目立って需要を得ている人は残る確率が高い。
「おもしろい」で生きて行く時代

どんなにAI技術が発達しようと、その技術を使うのは人であり、人の為に仕事があることは変わりません。
「シンギュラリティ」は訪れると言う学者もいれば、起こらないと提言する専門家もいます。
この先、どうなるかは誰にも分かりません。
だからこそ、どんな職業でも周りとの差別化で目立つ必要があり、そのために「おもしろい」というツールが重要になってきます。
新しい技術が生まれたとき、「おもしろい」発想で人の役に立つこと、人を楽しませられることを考える。

それが出来たら最高ですね。
まとめ
機械化可能な職業はやはり消えていく→残っていくためには「おもしろい」で需要を獲得
残るとされている職業も不安がつきまとう→「おもしろい」で周りから一歩抜け出す
これから誕生してくる新しい職業→「おもしろい」発想で先駆者になれたら勝ち!
子供や学生であればAI関連の仕事に就けるように勉強ですね。
もしくは、自分の好きな仕事を目指しつつ、新しい技術との組み合わせを考えられるような知識を身につけておくことをお勧めします。
今の仕事に不安がある人は「おもしろい」と掛け合わせて周りとの差別化しましょう!
最初にやった人が勝ちです。
何度も言いますが、これから先のことは誰にも分かりません。
この瞬間にもどこかで新しい職業が生まれ始めているかもしれません。
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